神奈川県大和市で活動を行っている、大和北柔道クラブの活動報告などなど・・・。
2013/06/28 (Fri)
皆さん、こんばんは。大和北柔道クラブのホームページ作成担当の桐原です。
6月も終わりに近づき、どんどん気温が上がってきていますね。
最近、職場では毎日のようにカブトムシを見かけます。いよいよ夏本番なのでしょうか?
というわけで、去る6月22日、大和スポーツセンターにて、
第45回 大和市スポーツ選手権大会が開催されました。
ここ最近のこの日記でも書いていましたが、個人的にはこの大会、
9月の"allかながわスポーツゲームズ"と並んで、非常に楽しみにしている大会でした。
自分たちが普段参加している試合というのは、昇段等が絡んでいるものが多く、
同じ段位の相手としか試合をする機会がなかったり、勝ち抜き戦だったりしますが、
この試合は、一般の部なら「無段の部」と「有段の部」のみで、
年齢も高校生以上なら一括り。そして、トーナメントで誰が一番強いかを決める。
・・・という、とてもワクワクする大会です。
その上、この大会は非常に"身内感"の強い大会です。
個人的にいろんな大会や合同練習に顔を出しているということもありますが、
今回の大会に関しても、中学生を含めても参加選手の3分の1くらいは知っている選手だったり、
一般の部なら、半分以上の選手とは話したことがある・・・という感じでした。
・・・と、大会自体の概要はここらへんにしておいて、当日の話を・・・。
この日は昼前に会場入りし、試合場や記録席の設営をしつつ、参加された選手や先生に挨拶回り。
この時間帯が個人的に大好きなんですよね。なんかニヤニヤするというか・・・。
もちろん、試合には勝ちたいので、集中はしているんですけど、
(大和市柔道協会という範囲での)身内同士の試合が行われるかと思うと、
そっちのほうに興味が先行してしまったり・・・。
試合前、工藤道場の馬賀さんや橋本さん、瀧澤さんたちとも、リラックスしながらお話を・・・。
桐原「この間、押し入れから、中一の時にこの大会で優勝した時のトロフィーが出てきましたよ」
馬賀「じゃあ、今日優勝したら2つ目になるね。あぁ、でも無理か。俺が優勝するからさ」
とかいう会話。こういう和やかなムードで開催される大会って貴重だと思います。
そんなこんなで、午後1時半。開会式が始まりました。100名を超える選手や先生方が一堂に。
やっぱり、国歌斉唱をすると、気合が入りますね・・・。
そして試合開始。今回は中学生の部と一般の部が同時進行で行われました。
よって、今回はうちのクラブからも参加者のあった中学3年男子の部や1年女子の部などは、
個人的には全く見ていません。悪しからず。自分は一般有段の部の応援をしていました。
うちのクラブの高校生や、工藤道場の橋本さんらが試合を終える中、自分の番が来ましたが、
高校生相手に旗判定で負けてしまいました。弱点が克服できてないな~・・・と、完敗。
この試合に勝てば、準々決勝で工藤道場の馬賀さんと試合ができる状況だっただけに、悔しいです。
と、その後は応援に全力を尽くしました。瀧澤さんが不参加だったり、橋本さんが敗退したりと、
色々と波乱がありましたが、最後に金柔の中村さんの優勝が決まったときには、
自分のことのように嬉しかったですね。そう、中村さんとは以前から交流があり、
試合会場や講習会などでよくお話をさせていただいたり、NAFでは乱取もさせてもらいましたが、
個人的には中村さんこそ、「柔能く剛を制し、剛能く柔を断つ」という柔道の基本理念を、
一番体現できている選手ではないかな~・・・と、以前から思っていました。
とにかく上手いんですよ。「強い」というより「上手い」という印象。
工藤道場の橋本さんもそういうタイプですが、俺はこういうタイプの選手に憧れますね。
力が強いとか、体重が重いとかではなく、技術とバランス力で勝つ選手を目指したいです。
まぁ、各々が柔道に何を求めているかは、それぞれ違うと思いますが、
どんな相手に対しても、自分の実力で勝利していく選手が、個人的な理想です。
「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」
と、かのサッカー旧西ドイツ代表であった"皇帝"フランツ・ベッケンバウアーも言ってましたが、
まさに、自分の目指すところはそこだな・・・と思いました。
自分の実力で、相手のいいところを消して勝つ・・・誰が相手でも勝つ・・・っていう。
あと、個人的にはもう一つ、中村さんが優勝してくれて、ホっとしたことがあります。
それは、「この先に、俺たちが優勝できる時代が来る可能性がまだまだあるな」ってこと。
今迄のこの大会で、菅原道場の荻原さんや、うちのクラブの面澤さんが優勝してきたのを見て、
昨年に工藤道場の橋本さんが優勝したのを受けて、
「世代が一つ下がったな」って思ったんですよ。だからこの先の数年間は、
優勝候補として橋本さんや瀧澤さん、中村さんの名前が上がって、
その下の世代がチャレンジャーとして頑張っていくものであればいいな・・・と思っていました。
が、今回の大会で、自分や橋本さん、馬賀さんが高校生に負けたのを目の当たりにして、
「あぁ、俺たちが優勝する時代は来なくて、高校生たちが優勝する時代になっちゃうのか」
とか、ちょっと考えてしまったんですよね。そう、今20代である自分や、
上和田中学の湯田さん、金柔の金子くん・・・といったメンバーが、
優勝戦線に食い込んでいく時代が来ないまま、下の世代に追い抜かれるのか・・・と。
まぁ、そうなるかどうかは今後の自分達次第ですけど、
とりあえず今は、先輩たちに勝てるように、後輩たちに負けないように、頑張りたいと思います。
・
・
・
大会後、自分は大和市柔道協会の先生方と、反省会(という名の飲み会)に参加してきました。
大会が行われている間は、中村さんや橋本さんの応援で叫び続けていたので、
そんな喉を労わるために、ハイボールを飲みまくりました←
やっぱり、こういう大会後の集まりも含めて、こういう身内が多く参加する大会ってのは、
非常に面白いですね・・・。先生方から、色々なお話が聞けて、大変タメになりました。
また、うちの息子と一日違いで娘さんが生まれたという荻原さんとも、
新米パパ話で非常に盛り上がりました。というわけで、みなさん、ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~余談~
大会の翌日、大和市の合同練習で、瀧澤さんと乱取をする機会がありましたが、
足払いであっさり負けました。やっぱりまだまだ勝てる気がしません(大学時代から4連敗中かな)。
また、その2日後の火曜日、NAFの稽古に参加した際には、
瀧澤さんと湯田さんの乱取を見させてもらいました。やっぱりね、非常に面白かったですよ。
やっぱり、リベンジする相手がまだ強いうちに、リベンジを果たしておきたいですね・・・。
6月も終わりに近づき、どんどん気温が上がってきていますね。
最近、職場では毎日のようにカブトムシを見かけます。いよいよ夏本番なのでしょうか?
というわけで、去る6月22日、大和スポーツセンターにて、
第45回 大和市スポーツ選手権大会が開催されました。
ここ最近のこの日記でも書いていましたが、個人的にはこの大会、
9月の"allかながわスポーツゲームズ"と並んで、非常に楽しみにしている大会でした。
自分たちが普段参加している試合というのは、昇段等が絡んでいるものが多く、
同じ段位の相手としか試合をする機会がなかったり、勝ち抜き戦だったりしますが、
この試合は、一般の部なら「無段の部」と「有段の部」のみで、
年齢も高校生以上なら一括り。そして、トーナメントで誰が一番強いかを決める。
・・・という、とてもワクワクする大会です。
その上、この大会は非常に"身内感"の強い大会です。
個人的にいろんな大会や合同練習に顔を出しているということもありますが、
今回の大会に関しても、中学生を含めても参加選手の3分の1くらいは知っている選手だったり、
一般の部なら、半分以上の選手とは話したことがある・・・という感じでした。
・・・と、大会自体の概要はここらへんにしておいて、当日の話を・・・。
この日は昼前に会場入りし、試合場や記録席の設営をしつつ、参加された選手や先生に挨拶回り。
この時間帯が個人的に大好きなんですよね。なんかニヤニヤするというか・・・。
もちろん、試合には勝ちたいので、集中はしているんですけど、
(大和市柔道協会という範囲での)身内同士の試合が行われるかと思うと、
そっちのほうに興味が先行してしまったり・・・。
試合前、工藤道場の馬賀さんや橋本さん、瀧澤さんたちとも、リラックスしながらお話を・・・。
桐原「この間、押し入れから、中一の時にこの大会で優勝した時のトロフィーが出てきましたよ」
馬賀「じゃあ、今日優勝したら2つ目になるね。あぁ、でも無理か。俺が優勝するからさ」
とかいう会話。こういう和やかなムードで開催される大会って貴重だと思います。
そんなこんなで、午後1時半。開会式が始まりました。100名を超える選手や先生方が一堂に。
やっぱり、国歌斉唱をすると、気合が入りますね・・・。
そして試合開始。今回は中学生の部と一般の部が同時進行で行われました。
よって、今回はうちのクラブからも参加者のあった中学3年男子の部や1年女子の部などは、
個人的には全く見ていません。悪しからず。自分は一般有段の部の応援をしていました。
うちのクラブの高校生や、工藤道場の橋本さんらが試合を終える中、自分の番が来ましたが、
高校生相手に旗判定で負けてしまいました。弱点が克服できてないな~・・・と、完敗。
この試合に勝てば、準々決勝で工藤道場の馬賀さんと試合ができる状況だっただけに、悔しいです。
と、その後は応援に全力を尽くしました。瀧澤さんが不参加だったり、橋本さんが敗退したりと、
色々と波乱がありましたが、最後に金柔の中村さんの優勝が決まったときには、
自分のことのように嬉しかったですね。そう、中村さんとは以前から交流があり、
試合会場や講習会などでよくお話をさせていただいたり、NAFでは乱取もさせてもらいましたが、
個人的には中村さんこそ、「柔能く剛を制し、剛能く柔を断つ」という柔道の基本理念を、
一番体現できている選手ではないかな~・・・と、以前から思っていました。
とにかく上手いんですよ。「強い」というより「上手い」という印象。
工藤道場の橋本さんもそういうタイプですが、俺はこういうタイプの選手に憧れますね。
力が強いとか、体重が重いとかではなく、技術とバランス力で勝つ選手を目指したいです。
まぁ、各々が柔道に何を求めているかは、それぞれ違うと思いますが、
どんな相手に対しても、自分の実力で勝利していく選手が、個人的な理想です。
「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」
と、かのサッカー旧西ドイツ代表であった"皇帝"フランツ・ベッケンバウアーも言ってましたが、
まさに、自分の目指すところはそこだな・・・と思いました。
自分の実力で、相手のいいところを消して勝つ・・・誰が相手でも勝つ・・・っていう。
あと、個人的にはもう一つ、中村さんが優勝してくれて、ホっとしたことがあります。
それは、「この先に、俺たちが優勝できる時代が来る可能性がまだまだあるな」ってこと。
今迄のこの大会で、菅原道場の荻原さんや、うちのクラブの面澤さんが優勝してきたのを見て、
昨年に工藤道場の橋本さんが優勝したのを受けて、
「世代が一つ下がったな」って思ったんですよ。だからこの先の数年間は、
優勝候補として橋本さんや瀧澤さん、中村さんの名前が上がって、
その下の世代がチャレンジャーとして頑張っていくものであればいいな・・・と思っていました。
が、今回の大会で、自分や橋本さん、馬賀さんが高校生に負けたのを目の当たりにして、
「あぁ、俺たちが優勝する時代は来なくて、高校生たちが優勝する時代になっちゃうのか」
とか、ちょっと考えてしまったんですよね。そう、今20代である自分や、
上和田中学の湯田さん、金柔の金子くん・・・といったメンバーが、
優勝戦線に食い込んでいく時代が来ないまま、下の世代に追い抜かれるのか・・・と。
まぁ、そうなるかどうかは今後の自分達次第ですけど、
とりあえず今は、先輩たちに勝てるように、後輩たちに負けないように、頑張りたいと思います。
・
・
・
大会後、自分は大和市柔道協会の先生方と、反省会(という名の飲み会)に参加してきました。
大会が行われている間は、中村さんや橋本さんの応援で叫び続けていたので、
そんな喉を労わるために、ハイボールを飲みまくりました←
やっぱり、こういう大会後の集まりも含めて、こういう身内が多く参加する大会ってのは、
非常に面白いですね・・・。先生方から、色々なお話が聞けて、大変タメになりました。
また、うちの息子と一日違いで娘さんが生まれたという荻原さんとも、
新米パパ話で非常に盛り上がりました。というわけで、みなさん、ありがとうございました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~余談~
大会の翌日、大和市の合同練習で、瀧澤さんと乱取をする機会がありましたが、
足払いであっさり負けました。やっぱりまだまだ勝てる気がしません(大学時代から4連敗中かな)。
また、その2日後の火曜日、NAFの稽古に参加した際には、
瀧澤さんと湯田さんの乱取を見させてもらいました。やっぱりね、非常に面白かったですよ。
やっぱり、リベンジする相手がまだ強いうちに、リベンジを果たしておきたいですね・・・。
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