神奈川県大和市で活動を行っている、大和北柔道クラブの活動報告などなど・・・。
2013/07/11 (Thu)
皆さん、こんばんは。大和北柔道クラブのホームページ作成担当の桐原です。
連日続く、茹だるような暑さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
現在、ある事情で賃貸の一戸建てに住んでいるのですが、自分の部屋にはエアコンがありません。
5畳の部屋で、扇風機1台をフル稼働させて暮らしています。と、改めて思うのが、
日本の夏は湿度が高いうえに、夜間にも気温が下がらない・・・というのが、一番の問題。
砂漠みたいに、日中と夜間の気温差が20度くらいあれば、過ごしやすいと思うんですけど・・・。
来月あたり、時間が取れれば一人で避暑地にでも行ってみようかと思います・・・。
というわけで、去る6月16日、神奈川県立武道館にて、
平成25年度 神奈川県柔道連盟 春季指導者講習会が開催されました。
今回は、筑波大学大学院 人間総合科学研究科 教授の菊幸一先生による講義で、テーマは、
『スポーツ指導における「体罰」や「暴力」の根絶に向けて』でした。
ここ数か月、柔道の女子日本代表の監督による暴力行為があったという告発や、
某高校のバスケットボール部で起こった体罰問題などが世間を騒がせていました。
そんな中での今回の講習会。非常に興味深いものがありました。
よくスポーツの指導の中で、言葉の綾や言い回しで、「体罰」「愛のムチ」などと言われ、
指導者が練習生に対して肉体的および精神的に「暴力」をふるうことがあると思いますが、
その「指導における暴力」の無意味さを、言葉でわかりやすく説明していただきました。
例えば、こんな一例・・・。
Q.「厳しい体罰を繰り返せば、強い選手およびチームができるのか?」
A.「体罰を繰り返す指導の下に育った選手やチームは、他の強いチームには勝てない」
これの理由というのが、言われてみれば納得という感じなんですけど、つまり、
「体罰」=「"強いものには逆らえない"という考えを擦り込む行為」であるため、
「練習生は体罰を行う指導者には逆らえない」=「体罰を受けた練習生は強いチームに勝てない」
という式が成り立つ・・・と。これは非常に面白い考えだし、妙に納得してしまいました。
と、それ以外にも様々な角度から「体罰や暴力で競技能力が上がることはない」ということを
証明するような説明が多々あり、非常に考えさせられ、同時に、いい勉強にもなりました。
ちなみに、桐原個人の考えを付け加えておくと、やはり自分も体罰等には反対です。
やはり競技スポーツだからと言って、それ以前に競技者は自分の趣味嗜好でそれを始めて、
楽しんで継続していくことが前提なので、誰かが傷つく方法はよくないかな・・・と。
「やる気のある人間が集まり、最低限のルールの中で、自由に活動していく」
というのがベストかな・・・と思います。
そしてその中で、自分自身により大きな負荷をかけて、より強くなりたいと思ってる人だけが、
その上のレベルを目指すために、自己申告で厳しい稽古を求めるのは、いいと思いますが・・・。
ちなみに、自分は今年からNAF厚木や大和市柔道協会の合同稽古、東急柔道部での稽古にも参加していて、
大和北柔道クラブでの稽古よりも厳しい練習環境に身を置く機会も増えてきましたが、
「柔道をしていることの面白さ」が分からなくなるくらい「稽古のキツさ」を感じてしまった際には、
迷わず休むことにしています。それは、練習内の休憩という意味でも、稽古自体を休むという意味でも。
まぁ、ここら辺は個人の考え方にもよりますが、自分は「楽しいのが一番」という感じなので・・・。
・・・と、話が少しズレてきましたが、大和北柔道クラブには、体罰はないと思います。
しかし、そこで安心せずに、指導者と練習生の間、または指導者同士、練習生同士の間に、
何かしら問題が発生した場合は、それについて考えることをやめず、
全員が良好な関係を築いたうえで、柔道を続けられる環境が構築されていけばいいと思います・・・。
連日続く、茹だるような暑さの中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
現在、ある事情で賃貸の一戸建てに住んでいるのですが、自分の部屋にはエアコンがありません。
5畳の部屋で、扇風機1台をフル稼働させて暮らしています。と、改めて思うのが、
日本の夏は湿度が高いうえに、夜間にも気温が下がらない・・・というのが、一番の問題。
砂漠みたいに、日中と夜間の気温差が20度くらいあれば、過ごしやすいと思うんですけど・・・。
来月あたり、時間が取れれば一人で避暑地にでも行ってみようかと思います・・・。
というわけで、去る6月16日、神奈川県立武道館にて、
平成25年度 神奈川県柔道連盟 春季指導者講習会が開催されました。
今回は、筑波大学大学院 人間総合科学研究科 教授の菊幸一先生による講義で、テーマは、
『スポーツ指導における「体罰」や「暴力」の根絶に向けて』でした。
ここ数か月、柔道の女子日本代表の監督による暴力行為があったという告発や、
某高校のバスケットボール部で起こった体罰問題などが世間を騒がせていました。
そんな中での今回の講習会。非常に興味深いものがありました。
よくスポーツの指導の中で、言葉の綾や言い回しで、「体罰」「愛のムチ」などと言われ、
指導者が練習生に対して肉体的および精神的に「暴力」をふるうことがあると思いますが、
その「指導における暴力」の無意味さを、言葉でわかりやすく説明していただきました。
例えば、こんな一例・・・。
Q.「厳しい体罰を繰り返せば、強い選手およびチームができるのか?」
A.「体罰を繰り返す指導の下に育った選手やチームは、他の強いチームには勝てない」
これの理由というのが、言われてみれば納得という感じなんですけど、つまり、
「体罰」=「"強いものには逆らえない"という考えを擦り込む行為」であるため、
「練習生は体罰を行う指導者には逆らえない」=「体罰を受けた練習生は強いチームに勝てない」
という式が成り立つ・・・と。これは非常に面白い考えだし、妙に納得してしまいました。
と、それ以外にも様々な角度から「体罰や暴力で競技能力が上がることはない」ということを
証明するような説明が多々あり、非常に考えさせられ、同時に、いい勉強にもなりました。
ちなみに、桐原個人の考えを付け加えておくと、やはり自分も体罰等には反対です。
やはり競技スポーツだからと言って、それ以前に競技者は自分の趣味嗜好でそれを始めて、
楽しんで継続していくことが前提なので、誰かが傷つく方法はよくないかな・・・と。
「やる気のある人間が集まり、最低限のルールの中で、自由に活動していく」
というのがベストかな・・・と思います。
そしてその中で、自分自身により大きな負荷をかけて、より強くなりたいと思ってる人だけが、
その上のレベルを目指すために、自己申告で厳しい稽古を求めるのは、いいと思いますが・・・。
ちなみに、自分は今年からNAF厚木や大和市柔道協会の合同稽古、東急柔道部での稽古にも参加していて、
大和北柔道クラブでの稽古よりも厳しい練習環境に身を置く機会も増えてきましたが、
「柔道をしていることの面白さ」が分からなくなるくらい「稽古のキツさ」を感じてしまった際には、
迷わず休むことにしています。それは、練習内の休憩という意味でも、稽古自体を休むという意味でも。
まぁ、ここら辺は個人の考え方にもよりますが、自分は「楽しいのが一番」という感じなので・・・。
・・・と、話が少しズレてきましたが、大和北柔道クラブには、体罰はないと思います。
しかし、そこで安心せずに、指導者と練習生の間、または指導者同士、練習生同士の間に、
何かしら問題が発生した場合は、それについて考えることをやめず、
全員が良好な関係を築いたうえで、柔道を続けられる環境が構築されていけばいいと思います・・・。
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